登山を楽しんだ後は、キャンパーの聖地ふもとっぱらへ!こちらのキャンプ場は、漫画『ゆるキャン△』でも紹介されたとても優良なキャンプ場です。車の乗り入れ自由、使用料が安い、トイレや水場などの設備がしっかりしている。等々、良いところをあげるとキリがありません。今回は、こちらのキャンプ場に間借りして、キャンプ料理とお酒を楽しみました。
ふもとっぱらについて。優良なキャンプ場です!
こんにちは!ジューシーボールです。前回の記事では、千円札の舞台にもなった竜ヶ岳を登りました。2時間ほどで登ることができ、難所も特になかったので家族連れやカップルにもオススメできるお手軽な山でした。良く晴れた日には、富士山を間近に眺めることができるのでオススメです。僕が頂上に着いた時には富士山は雲に隠れてしまっていたので後日再挑戦したいです。
さて、登山も終えてお腹も空いてきたので早々にふもとっぱらキャンプ場に向かいます。国道139号線を南に20分ほど進むと着くのでだいぶ近い距離ですね。
途中の道の駅朝霧高原にてキャンプ飯で使う材料を買いつつ、到着!
ふもとっぱらキャンプ場は、広大な原っぱと雄大な富士山が魅力のキャンプ場です。現在では完全予約制になっています。この日は平日だったので人の数も少なく、テントの間隔が空いていたので存分に場所を使い設営をすることができました。
●ふもとっぱらキャンプ場について
①オートキャンプ場:使用料が2000円かかりますが、それさえ払えば、敷地内のどこに車やバイクを停めても自由(最低限のマナーは守りましょう)。車やバイク、キャンピングカーや自転車などなどバラエティーに富む乗り物が停車していました。基本的にキャンプ場の場所取りは、早い者勝ちなので良い場所を取りたい場合は早めに行きましょう。
②電波:SNSやインターネットを問題なく使うことができるので良好です。周りを見てみると、映画を鑑賞されている方やミュージックを流している方もいたので通信速度も問題がないようです。
③トイレ・水場・風呂:敷地の中央に洗い場が付いた立派なトイレがある他、敷地内の複数地点に仮説トイレが設置されています。水場も敷地内の隅々に配置されているので飲み水としての利用や食器洗いにも使うことができます。また、敷地内にはコインシャワーも設置されているので、有事の際も安心です。
④売店:入口付近に鹿や猪などのジビエや氷、お酒などが売っている他、薪(500円)やインスタント食品も販売しています。
⑤ゴミ処理:ゴミ袋代として100円を払うことで、施設内にあるゴミ集積場にゴミを捨てることができます。分別して捨てると良いと思います。
⑥直火NG:焚き火は可能ですが、直火は禁止です。焚き火シートと焚き火台を使って安全に火の処理をしましょう。
⑦ペット同伴OK
早速、テントやタープを設置していきます!
完成!テントはmont-bellのムーンライトテント2型。タープはDODのものを使用しています。緑色が好きなので全体的に緑で統一しました。オートキャンプ場のため、すぐ近くにバイクを停められることが防犯や運搬の手間が省けるので本当にありがたいです。
キャンプの目的は料理。乳製品とニンニクを美味しく食べる料理、それはシュクメルリ
無事にテントやタープなどを設置することができたのでお酒を飲みながら調理をしていきたいと思います。今回のキャンプの目的は、料理です。牧場で絞ったばかりの新鮮な牛乳とたっぷりのニンニクを使ったジョージア伝統の料理であるシュクメルリを作っていきます。
今回は、プリムスのガスバーナーとアルコールバーナーの両方を準備して望みます。
道の駅朝霧高原で買った、牛乳。シュクメルリ用と翌日の朝ごはん用に2本買いました。
シュクメルリとはジョージア国の伝統料理で世界で一番ニンニクを美味しく食べることができる料理と言われています。この日はガッツリと食べたい気分でしたし、近くにシュクメルリの材料である美味しい乳製品を売っている道の駅があったので作ることにしました。
人それぞれのキャンプの楽しみや目標があると思いますが、僕にとって今回のキャンプに目的は料理です。この料理の他にもウインナーやフレンチトーストを作りました。外で景色を楽しみながら食べる料理は最高です。
シュクメルリの作り方は簡単です。まずはニンニクを大量にみじん切りにして炒めます。その後クリームチーズと牛乳を入れて煮込み、塩胡椒で味を整えます。煮込み終わったら、別のバーナーで焼いていた鳥もも肉の上にかけて馴染ませて完成です。
適当な高さのテーブルがなかったのでバイクのリアボックスの上にプリムスバーナーを乗せて料理をしました。予想以上にちょうど良い高さです。
完成!食パンを添えていただきます!
新鮮な乳製品と大量のニンニクを使用しただけあって美味しいです!ガッツリとお腹に響く味です。鶏肉にも程よい塩が染みてお酒が進みますね。あっという間に食べ終えてしまいました。
ちょっとした知恵なのですが、食パンをちぎってシュクメルリのソースを拭って食べることでソースまで綺麗に食べることができ、洗い物も少なくすることができるのでぜひお試しください。
この後は、だんだん暗くなってきてお酒も飲んでいたこともあり早々にテントの中に入り眠りにつきました。近場にトイレや洗い場があったので寝支度を簡単に整えることができるのでふもっとぱらキャンプ場は便利な所ですね。
キャンパーの朝食について
翌日は朝6時頃に目覚めました。お酒の飲み過ぎで少し頭が痛いですがそんなことも忘れるぐらい清涼な自然の空気が迎えてくれます。周りは360℃自然なので澄んでいて気持ちがいいです。キャンプ場に寝泊まりをすることで朝の有意義な時間を楽しむことができます。
上の写真は4月の朝に撮った写真なのですが、雲間から富士山が顔を出して、キャンパーたちを迎えてくれます。ふもっとぱらの魅力のひとつです。雄大な富士山を間近で眺めることができるのでオススメです。
今回の富士山。少し靄がかかっていますが圧倒的な存在感は健在で、僕たちキャンパーを見守ってくれていました。
しばらくゆっくりとしていたのですが、お腹が減ってしまったので、ご飯を作ることにします。
朝食はフレンチトーストを作ることにしました。こちらも道の駅にて買った朝霧高原牛乳を使って料理をします。といっても作り方は簡単です。夜のうちにジップロックの中に食パンと牛乳、卵、砂糖を入れておきます。翌日には食パンに味が染み込んでいるので、取り出してスキレットで焼いて完成です。側にコーヒーを置くとより朝食の気分になりますね。
富士山を眺めながらの朝食は格別です。それに地元の食材を使用することで新鮮なうちに美味しいままで食べることができるのでいいことづくめです。
全部いただいて、ご馳走様でした!
朝ごはんも食べ終わり、ほろ苦いコーヒーも飲み終えたのでそろそろ帰りの準備をします。バイクでソロキャンプをすると自由で気軽に活動することができるのですが、後片付けもひとりでやらなくてはならないためソロキャンプならではの後片付けの大変さを感じることがあります。
ゴミ処理についてですが、こちらでは100円のゴミ袋代を払うことで敷地内にゴミを捨てることができます。それぞれの分別場所があるのできちんと分別しましょう。キャンプブームの昨今、キャンパーのマナーが問われています。各々キャンプ地のルールを守ることで次に訪れるキャンパーも気持ちよく利用することができます。
テントやタープなどをせっせとたたみ、バイクのリアボックスに収納します。忘れ物がないかを確認してふもとっぱらを後にします。施設の出入り口で宿泊の証明代わりのステッカーを返却して帰ります。今回もありがとうございました。
キャンプを楽しんだ後は?まかいの牧場へ
国道139号線を更に南下すると魔界の牧場…ではなくまかいの牧場という僕の好きな牧場が現れます。今回の旅の締めくくりに寄ることにしました。
まかいの牧場は馬飼野牧場と書きます。大人気漫画「ゆるキャン△」でも登場したこちらの施設は、体感型の牧場で施設内にて牛の乳搾りや、馬の散歩、羊の餌やり、うさぎとの触れ合いをすることができます。また、バーベキュー体験やグランピング、アスレチックにバギーの運転などもすることができるので1日いても飽きないくらいの魅力が詰まった牧場になっています。
今回は牧場内にに入ることはありませんでしたが、入口付近の出店にてお土産とソフトクリームを買いました。
まかいの牧場のソフトクリームは低温殺菌製法で作られているので、非常に濃厚で味わい深いので是非是非ご賞味ください。
他にもまかいの牧場ではビュッフェがあったり、地元産の野菜を使ったカレーやバーベキューを楽しむことができたりと魅力満点な牧場です。いつかブログにて紹介したいと思います。
バイクにお土産や思い出を積み込んで帰ります。今度は国道139号線を北上して富士五湖や忍野八海、道志村などを通って神奈川方面に向かいます。まだ日が高いこともあって渋滞することもなく家に着くことができました。
最後に
いかがでしたでしょうか。バイクに跨って登山やキャンプや観光までするボリュームのある回だったと思います。まだまだ紹介したい所もあるのですが今回はここまでにしたいと思います。
バイクで登山やキャンプをするのはお手軽にできる反面、積載量や体調管理などの問題も考えなくてはいけません。ですが、フットワークが軽く今回のように自由に活動することができます。それぞれの趣味を楽しむことができる移動手段としてのバイクは素晴らしいですね。
今回も記事を読んでくださり、ありがとうございました。